仕入先CSVを販売用データへ変換する7つの手順

2026年9月13日 | CSV・商品登録・業務自動化

仕入先から受け取る商品データと、AmazonやYahoo!ショッピングなどへ登録するデータでは、列名・並び順・入力ルールが異なります。毎回コピーと貼り付けで合わせると、列ずれや更新漏れが起きやすくなります。

安全に効率化するポイントは、いきなりモールへアップロードせず、変換前・変換後・エラー一覧を分けることです。

全体の流れ

  1. 元CSVをそのまま保存する
  2. 商品を特定するコードを決める
  3. 仕入先と販売先の列を対応づける
  4. 文字・数値・空欄を整える
  5. 価格と販売条件を計算する
  6. エラー行を分離する
  7. 少量で試してから本番用CSVを作る

1.元CSVをそのまま保存する

受け取ったファイルは編集せず、日付を付けて保管します。作業用コピーを別に作れば、変換ミスがあっても元に戻れます。

文字コードにも注意します。
Excelで開いて保存しただけで、文字コードや先頭のゼロが変わる場合があります。商品コードやJANコードは文字列として扱う方が安全です。

2.商品を特定するコードを決める

商品名は表記が変わるため、照合キーには向きません。仕入先商品コード、社内SKU、JANコードなどから、重複せず継続して使える項目を決めます。

3.列の対応表を作る

列番号ではなく列名で対応づけます。仕入先が途中に列を追加しても、列名を基準にすればずれを防ぎやすくなります。

仕入先の列販売用の列変換ルール例
商品コードseller-sku文字列のまま使用
商品名item-name前後の空白を削除
卸価格price送料・手数料・利益を加算
在庫数quantity安全在庫を差し引く
画像URLmain-image-url空欄とURL形式を確認

4.データを整える

全角・半角、改行、不要な空白、日付形式を統一します。ただし、商品名や型番の記号を一律に消すと別商品になることがあるため、項目ごとにルールを分けます。

5.価格と販売条件を計算する

原価だけでなく、送料、モール手数料、決済手数料、ポイント原資、消費税、最低利益を含めます。計算結果が最低価格を下回る商品は、自動登録せず確認対象へ回します。

6.エラー行を分離する

商品コードなし、価格が数値でない、必須項目が空欄、同じSKUが重複している、といった行は正常データと分けます。「除外した件数と理由」が分かる形にすると、見落としを減らせます。

7.少量で試してから本番用CSVを作る

最初は3〜10商品で試し、文字化け、価格、在庫、画像、カテゴリーを確認します。問題がなければ件数を増やし、最後に入力件数・出力件数・エラー件数を照合します。

文字化けや列ずれなどが起きた場合は、CSVでよくある10のエラーと対処法を確認してください。

どの道具を使う?

担当者が表を見ながら作業するならExcel、商品マスタとの照合が多いならAccess、大量ファイルを同じルールで繰り返し処理するならPythonが候補です。詳しくはExcel・Access・Pythonの使い分けで比較しています。

自動化の前に優先順位を確認する

無料チェックシートで、CSV変換が自動化に向いているか採点できます。

無料テンプレートを見る