EC商品データでよくあるCSVエラー10選と対処法

2026年9月13日 | CSV・商品登録

商品登録CSVは、画面上では正しく見えても、保存形式やデータ型の違いでエラーになることがあります。原因が分からないまま修正を繰り返すと、正常な行まで壊しかねません。

まず元ファイルを残し、エラーの種類ごとに切り分けて確認します。

1.日本語が文字化けする

主な原因:販売先が求める文字コードと、保存したCSVの文字コードが違います。

対処:仕様書でUTF-8やShift_JISなどの指定を確認し、指定形式で保存します。機種依存文字も確認します。

2.JANコードや商品コードの先頭ゼロが消える

主な原因:Excelがコードを数値として解釈しています。

対処:コード列を文字列として読み込みます。桁数だけを合わせる処理では、元データに誤りがある場合を見逃すため注意します。

3.項目が隣の列へずれる

主な原因:商品説明にカンマや改行が含まれ、引用符の扱いが崩れています。

対処:CSVを単純な文字分割で処理せず、CSV形式に対応した読み込み機能を使います。出力後の列数も確認します。

4.日付が別の形式へ変わる

主な原因:表計算ソフトによる自動変換や、年月日の並びの違いです。

対処:販売先が指定する形式へ明示的に変換し、文字列として出力します。

5.価格や在庫が数値として認識されない

主な原因:「¥」「円」「個」、カンマ、全角数字、空白などが混ざっています。

対処:許可する形式を決め、除去・変換できない値はエラー一覧へ分けます。空欄を自動的にゼロへ変えるかは項目ごとに判断します。

6.同じSKUが重複する

主な原因:複数仕入先データの統合や、過去商品のコード再利用です。

対処:出力前にSKUの重複件数を確認し、どちらを採用するか人が判断できる一覧を作ります。

7.必須項目が空欄になる

主な原因:仕入先データに値がない、または列の対応づけが間違っています。

対処:必須列を一覧化し、空欄の行は本番CSVから除外します。仮の値で埋める場合は、販売先の規約と表示内容を確認します。

8.画像URLが登録できない

主な原因:URLの空白、アクセス不可、HTTPとHTTPSの違い、非対応の拡張子などです。

対処:URL形式だけでなく、実際に取得できるかも別工程で確認します。認証が必要なURLは公開商品画像に使えません。

9.商品説明の文字数を超える

主な原因:販売先ごとに上限や使用できないHTMLタグが異なります。

対処:文字数超過と禁止タグを事前検査します。機械的に末尾を切ると重要情報が欠けるため、確認対象へ回します。

10.アップロードは成功したのに内容が違う

主な原因:テンプレートの版違い、既存商品の更新ルール、指定値の解釈違いなどです。

対処:最初は3〜10商品だけ登録し、商品ページ上の価格・在庫・画像・説明を確認します。成功表示だけで完了と判断しません。

出力前の確認表

確認項目見るポイント
件数入力・正常・除外・エラーの合計が一致する
コード先頭ゼロ、桁数、重複、空欄
数値価格と在庫に文字や異常値がない
形式文字コード、区切り文字、改行コード
試験登録少量の商品を実際の画面で確認する
エラー行を消さず、理由を残します。
除外した行と理由を記録すると、仕入先データの変化や変換ルールの不足を発見しやすくなります。

変換工程を最初から整理する

列対応から試験登録までの流れは、CSV変換の手順記事で確認できます。

CSV変換の7手順を読む