ECで在庫ズレが起きる原因7つ

2026年9月27日 | 在庫管理・Excel

在庫ズレが起きたとき、いきなり「どのシステムが悪いか」を探すと時間がかかります。まず、いつ・どの商品で・どの数字がずれたかを記録し、受注から在庫反映までの流れを順番に確認します。

よくある7つの原因

  1. 受注の引当が別管理:注文は入っているのに、出荷前の引当数が在庫表へ反映されていない。
  2. 返品・キャンセルの戻し忘れ:戻した商品が検品待ち、再販不可などの状態で別の場所に残っている。
  3. 更新時刻が違う:モール、倉庫、Excel、CSVの更新タイミングが一致していない。
  4. SKU・商品コードが不一致:同じ商品でも販路ごとに別コードを使い、別商品として集計される。
  5. セット商品・ばら売りの換算漏れ:1セットを構成する単品数が在庫計算に入っていない。
  6. 手修正の上書き:担当者が直した数字が、後から取り込んだCSVで上書きされる。
  7. 連携エラー・取込漏れ:文字化け、列名変更、重複、ファイルの取り違えで一部行だけ反映されない。

最初に作る確認表

確認項目記録する内容
対象商品SKU、JAN、商品名、セット構成
基準時刻在庫表・各販路・倉庫の最終更新日時
数量の内訳実在庫、受注引当、返品待ち、破損、出荷済み
差分の発生点どの取込・手修正・注文で数字が変わったか

この表を1商品分だけ埋めると、差分が「受注前からある」のか「CSV取込後に出た」のかを絞れます。原因が分からないまま全件を修正するのは避け、元データを保存してから修正します。

再発防止の小さなルール

数字が合わないときの順番
①元データを保存 → ②対象商品を1つに絞る → ③更新時刻をそろえる → ④受注・返品・セット構成を確認 → ⑤原因が分かってから全件へ反映、の順がおすすめです。

在庫表の設計を見直す

現在のExcel、CSV、倉庫データを見ながら、実在庫・引当・返品待ちを分ける設計を整理します。